貸金業者のカードローンと銀行の融資の基準は大きく異なりますので、銀行でお金を借りることが出来なかったとしてもそれを理由として貸金業者のカードローンでお金を借りることが出来ないとする理由には決してなりません。では、具体的にこれら二つのサービスはどのような点で異なるのでしょうか。もっともわかりやすい違いは、二つのサービスが基準としている法律の違いです。貸金業者のカードローンと銀行のサービスは融資という点で共通点はありますが、実はサービスに対し適用される法律が全く違います。
銀行のように消費者からお金を預かったり様々な金融商品を提供することが出来る会社では、そういったサービスを提供することが出来るように包括的な法律である銀行法という法律が適用されています。銀行法には様々なサービスに関する取り決めが存在するため、これを基準としてサービスを提供する限りは融資に関して上限を設定する必要もありません。だからこそ、銀行は多額の融資を実現できます。一方で貸金業者が提供するカードローンというサービスは、貸金に特化してサービスを実施しているので貸金業法という貸金に特化した法律が適用されます。
そして、この法律には融資の上限が存在するという大きな違いがあるわけです。融資の上限が法律によって決められているので、貸金業者のカードローンのような少額融資では銀行とは違った簡易的な融資の基準でお金を借りることが出来るのです。安全性が法律によって守られているので、貸金業者のサービスは個人の消費者が積極的に利用できるサービスになっています。
No comment yet, add your voice below!