
過払いが発生している場合に、キャッシング会社に返還の請求をして、すぐに返還してくれることもありますが、そうではない場合もあります。多くの場合には、キャッシング会社に有利な和解案を提示してきます。それに応じるべきかどうかと言うのはそれぞれが判断をすれば良いのですが、最終的には全額を回収できるケースがほとんどですから、不利な条件に応じる必要はありません。和解を拒んで、強気の姿勢でいれば、キャッシング会社も妥協して条件を緩めてくるでしょう。
それでも全額回収しか受け付けないという姿勢でいれば、和解が成立しなくなります。和解が成立しなければ訴訟を行うしかありません。この際には、書類を準備して裁判所で手続きを行うことになります。この裁判所についてですが、キャッシングの利用状況によって変わってくるという点に注意が必要です。
訴訟に関する金額が140万円以上になるかどうかによって扱っている裁判所が異なります。140万円を超えた場合には、地方裁判所で扱うことになります。140万円未満であれば簡易裁判所になります。書類を提出すれば、過払いの訴訟が行われる日が通知されます。
書類を提出してから1週間くらいの間には日時を連絡してくれるでしょう。多くの場合には提出した日から1ヶ月くらいなります。過払いの訴訟の準備をしていると、その間にキャッシング会社が和解に応じてくることもあります。また、裁判が行われる日はもちろん平日です。
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