自動車を失わずに債務整理

債務整理をしようと思っていても、自動車がないと生活ができないという人もいると思います。このような場合にはどうすれば良いのでしょうか。まず、高額な自動車を持っている場合には、債務整理によって処分される可能性が高いと言うことは頭に入れておきましょう。任意整理の場合、債権者側と和解することができれば自動車を失わずに債務整理することができます。

しかし、高額な自動車を持っている場合には、債権者はそれを売却して返済するように求めるでしょうから、和解が成立しないことが多いです。自己破産の場合、基本的には自動車は処分されます。ただ、評価額が低いものは処分されないこともあります。具体的には20万円がその基準となりますから、高額な自動車ならたいてい処分されると考えておいた方が良いです。

自己破産をする場合、どうしてもその自動車が必要だというのであれば、たとえば家族などに買い取ってもらうと言うこともできます。第三者に売却するのではなくて、家族にいったん買い取ってもらうことによって維持することはできるでしょう。ローンを組んでいる場合、自己破産をするとローン会社が自動車を引き上げるのが一般的です。ですから、ローンを組んでいれば自動車を失わず自己破産をするのは不可能です。

自動車がないと生活ができないという人もいると思いますが、この場合には選択肢はいくつかありますから、弁護士や司法書士に問い合わせた方が良いでしょう。債務整理のクレジットカードのことならこちら